通信制高校に通い始め学ぶことの楽しさを知った

通信制高校というと私自身は実際に通うまではほとんど学校に行くことなく、常に自宅で学習をするものだと思っていました。ところがいざ通い始めてみると、登校するのは平日と休日という違いはあるものの普通高校とそう大きな差はありませんでした。
文化祭や体育祭などの学校行事、そして部活動に清掃、期末試験などもあり、授業の回数以外のところでは似ているところも多々ありました。もちろんそもそも登校する回数自体がかなり少ないのが通信制高校ですが、毎週、または時期によっては隔週で日曜日に登校することができるため、私の実感としてはかなりの回数学校に通っていたといった思いです。
ただこれは決してマイナス要素ではなく、休日学校へ出かけることが私はかなり楽しみでした。制服もなく授業も単位制なので自分で決めた通りにスクーリングを受ければ良いだけです。そのため高校に通っているというよりも大学の講義を受けているかのような感じで、勉強も中学の頃に比べ楽しくなってきたものでした。
そして勉強が楽しくなってきた一番の理由というのが、高校入学後最初の期末試験の結果が良かったことが挙げられます。それまで私は勉強が苦手で試験ではいつも赤点ギリギリのところをさまよっていたのですが、高校での試験ではかなり高得点を取ることができたのです。それ以来学ぶということが楽しくなってきました。
なぜ高得点が取れたのかというと、それは通信制高校だからこそだったと思います。日曜日のスクーリング以外は自宅学習でレポートを作成するのが主な勉強なのですが、学校で受ける授業とは違い、レポートを作成するためにはまず理解をしなければなりません。おまけに近くに先生がいるわけではないため、誰にも頼ることなく自分の力で答えを導かなければならず、そのためには必死で教科書を読みこんで理解していくしかないのです。
もちろん勉強が苦手だった私に教科書を理解するといっても限度がありますが、それでもそれまでに比べると格段に考えるということを行なうようになりました。
そしてそれがちゃんと試験の結果となって帰ってきたのです。
初めて試験の結果を見た時の気持ちは今でもよく覚えており、心底嬉しい気持ちでいっぱいでした。私でもやればできるんだ、今までは単に理解してこなかっただけなんだと思うと、あれだけ苦手だったはずの勉強を頑張ろうという気になれたものです。通信制高校というと勉強を怠けてしまい、なかなか続かないといったイメージもあるとは思いますが、決してそうではなく頑張ろうと思えばいくらでも頑張ることのできる場だと思います。